« のどが痛い | メイン | Beep音がおもしろい »

教育テレビがオモシロイ

去年、おととしぐらいから、教育テレビを見るようになった。
子供ができたことも関係しているのかもしれないが、
番組の内容、構成に光るものを感じたからだ。

最初に気づいたのは、さまざまな外国語講座だった。
先生は日本人が主流だったが、チョナンカンの影響からか、
いわゆる外タレが起用され、さらにアシスタント、勉強するタレントも
グラビア系やアイドルが起用された。個性が見えておもしろくなった。

なによりも忘れていけないのが、子供向けにすごい番組が登場している。

「ピタゴラスイッチ」
佐藤雅彦研究室監修と聞いただけで、何かやってくれると思ったが
期待通り子供だけでなく大人も楽しめる番組になっていた。


【4〜6歳児を対象にした「考え方」を育てる番組】
私たちがふだん何気なく暮らしている中には、さまざまな不思議な構造や面白い考え方、法則が隠れています。例えば、何度も食べたことのあるタイヤキ。なぜ、タイヤキはいつも同じ形にできあがるのか、不思議に思ったことはありませんか? タイヤキがいつも同じ形にできあがる裏には、「型がある」という法則が隠れています。この「型」という法則=考え方でできているものは、私たちの身近にいくつも見つけることができます。はんこや版画、たくさんの印刷物、さまざまな工業製品…、これらはみんな「型」という法則で成り立っており「型」という考え方を知れば、これらを理解することができます。番組では、こうした“子どもにとっての「なるほど!」”を取り上げていきます。番組を見ることで頭のスイッチが入り、考え方についての考えが育つことをねらいとしています。

今、欠けていると思う「考え方」を学べる良い番組だと思う。
着メロはもちろん「アルゴリズム行進」にしている。

そして今日、またまた見つけてしまった。
「わかる国語 だいすきな20冊」
べたべたな名前であるが、内容はかなり渋いところをついている。


子どもたちが視聴後に思わず本を読みたくなることをねらった番組です。芥川龍之介、宮沢賢治といった古典的名作から、子どもたちに人気のある新しい作品まで20冊を精選し、描写や語句にまで注意を払って味わう楽しさを体験させます。朗読は大竹しのぶさんです。また、先生は映画作家の大林宣彦さん、詩人・作家のねじめ正一さん、劇作家・演出家の鴻上尚史さんの3人が交替で担当します。

やはり、自分も含め「今」の人に欠けている読解力が養われて
良いのではないかと思う番組だった。

これからも教育テレビは要注意だ。

コメントを投稿