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取り調べ

交通事故の事で、書類の提出と手続きのために警察署に行く。事故翌日の9日に行く予定だったが、都合が悪くなってしまい、担当の方の出勤日の今日に変更してもらっていた。

担当の方に会い、病院の診断書と自賠責保険の証書(250ccのため車検は無し)、免許証を提出、コピーをする。電話の話の中で簡単な調書を取ると案内されていた。「調書を取るので」と案内されたのは、『あの』取調室と呼ばれていそうな部屋だった。

担当の方に連れられて行けば『あの』ままの部屋である(本当は違うかもしれないが)。何か嬉しい感もありつつ、かといって悲しい感もあり複雑な気分である。接客時に使用する応接の一角のようなところで行うと勝手に思っていたが、考えてみれば交通事故の当事者であり、片方もしくは両方が過失という点で犯罪者になってしまうことから、取り調べになる訳であり当然な事だと納得する。取調室と言えば、「あの」電気スタンドと、カツ丼、かあさんの歌と、コントに欠かせないアイテムを連想するが、どれも無かった。後者の2点は無くても当然なのだが、電気スタンドが無かったのは残念だ。

取り調べの要点は、状況確認、自分が不注意と思う点と相手が不注意と思う点、相手に刑罰を求めるかという点だと思う。路側帯を不用意に走行していた自分が悪いと思うし、相手も道を譲られてそのまま右折をしたことも不注意と思うので、お互い様ではあると思う。ただ、いくら刑罰を求めなくても、自分がケガを負ってしまった人身事故になっている以上、相手に過失が発生してしまう事は何とも申し訳ない気持ちでいっぱいである。

調書、手続きの時間は十数分と言う短時間だったが、簡単に事故は起こる事、簡単に犯罪者となってしまう事を改めて認識する一日となった。

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