« K氏ファミリー来る | メイン | 面接官 »

調律

昨日はピアノの調律もする。もちろん調律師の方にお願いしているが、なかなかの見応え。久しく調律していない事から、4〜5時間程度の作業を見積もっていたが、実際に作業をしてみれば6時間超。しかも途中、調律できない可能性も出たほど。最低音から3音ほどは曖昧さ、最高音には濁りがある物のなんとか終了。あとは弾けるようになるだけ!?

そもそも調律する話が出たのも、おもちゃのピアノを弾く長男を見ていたおじいに「この子は弾くのが好きだから習わしなさい」と言われ、そのまま遺言のようになってしまっていたので、そろそろ習わせてみようと言う事がきっかけである。ピアノは義妹が子供のときに習っていた事から存在はしていた。長男も幼稚園で鍵盤ハーモニカ(メロディオン、ピアニカは商標)を弾いている事もあり、思い出したかのようにピアノで遊んでいた。調律も終わって、これで準備は整った事になる。さてどれくらい続くか。

一方、ピアノの調律は冒頭のとおり、見応えがあり脳のシワが増えた。弾けないギター、弾けない三線所有者なので、調律については何となく分かっていたが、通常は一つの音に対し3本の弦が張られていてユニゾンになっているなど、ピアノの構造を改めて見る事ができ、面白さを感じた。時間がかかる、調律できない可能性があったのは、木が痩せてしまい弦を巻く軸のトルクを得られないこと。これはハンマーで軸を打ち込む事で応急処置する。シリアル番号を見れば、12千番台ということから戦前の物ではないかと推測。木が痩せるのも納得。逆に戦前の物であるから贅沢に作られているため、応急処置ができた。この相対関係がほんとうに面白い。

もう一度、ギターや三線を始めたいと思いつつ。

コメントを投稿