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虫歯予防デー

家族で歯科医師会主催のデンタルフェアに行く。無料で検診と歯磨き講習と虫歯予防のフッ素を塗ってもらう事ができる。大人も参加可能だが、子供が対象のイベント。
長男に比べ長女は、歯と歯の隙間が少ない。唾液は虫歯予防になるのだが、隙間が少ないとその効果も薄く虫歯になりやすいと言う。永久歯に生え変わる時も、隙間が少ないと歯並びが悪くなる可能性もあり、注意が必要。
予防策をネット検索した所、面白いニュースがヒット。

アメリカ人に虫歯が少ないのは水道水のおかげ? | Excite エキサイト : ニュース
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091125923198.html


アメリカで水道水にフッ素を添加する「フロリデーション」が始まって今年で60年を迎えるという。


戦後からこの対策が始まっている。次の調査結果がこの60年の実績である。


砂糖の消費量がゼロに近かった戦後の日本では、虫歯の数は世界で最も低かった。
日本大学教授で歯学博士の小林清吾教授によると、現在においても日本の砂糖の消費量はアメリカの半分にもかかわらず、フロリデーションのためか、虫歯は断然日本に多いという。


世界で60カ国ほどで実施されているこの対策が日本で行われていないのはなぜだろう。
以前にこんな話を聴いた事がある。食文化が変わり急激に虫歯を持っている人が増加したことがあるらしい。歯科医院が少なく長時間待たされることが多いこともこの原因と考え、政府は歯科医師の免許取得を促し歯科医院を増加する対策を取ったらしい。確かに虫歯を持っている人は減少したが、患者不足により歯科医院が余り、経営困難から廃業となる歯科医師も増加しているという。
この水道水を導入できない理由は、歯科医師のためでは無いと思うが、早く対応して欲しいと思う。

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