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名前が読めない2

タイトルでは、"2"だが「ハンコください」も合わせると名前ネタで3回目となりました。

名前と言うと、姓と名の両方の意味を含めるとおもうが、そういう意味では沖縄の人の名前が読めないという言い方は正しいと思う。"1"では名字・姓について読めないことが多い、聞いても予想出来ない漢字が使われていたりという話だったが、同じ名字の人が多いからなのか、オリジナリティからか難しい漢字を使った凝った名前をもらっている人は多いようだ。

沖縄の名字で多いのは、「比嘉(ひが)」「金城(きんじょう)」「大城(おおしろ)」。何かの団体には、必ずいずれかの名字が存在する。城が使われた名字は多く、他に「宮城(みやぎ)」「玉城(たましろ・たまき)」「山城(やましろ)」「城間(しろま)」などよく聞く。「知念(ちねん)」「宮里(みやさと)」「下地(しもじ)」「仲宗根(なかそね)」「照屋(てるや)」「砂川(すながわ)」「仲村(なかむら)」「新里(しんざと)」も多い。

「仲宗根」や「仲村」、「真栄田(まえだ)」といった本土にある名字でも、使われる漢字が変わったり、字数が増えて三文字名字になったりする。なので沖縄の独特の名字は、いわばオーソドックスな物と、かなり変わっているかに二分されることになる。由来から言えば、地名からということになると思うが、その話は次回にまわそうと思う。

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