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保育参観、タンカーユーエー

birthday_cake.JPG ついにこの日がやってくる。娘の1歳の誕生日。東京からもお袋、弟が来て誕生のお祝い。

その前に長男の保育参観。保護者会をメインとしているので、保育参観のウェイトは低い。自分も参加している事に、近所の方も驚く。思えば、お父さんの姿は昨年と比べてかなり減少。近所の方の反応も、なるほど頷ける。長男は授業も無難にこなし、むしろ余裕があることで集中できていないようだ。いつか気を引き締めなくては。

沖縄では「タンカーユーエー」と呼んで盛大にお誕生会を行う。「ユーエー」は「祝う」という言葉であることは知っていたが、「タンカー」の意味は知らないまま。このお祝いでは、当人の前に将来にちなんだ物を並べ、どれを何番目に取るかを見る遊びもある。地域、家によって並べる物が異なるようだが、今回は長男の時と同様に「電卓(そろばん)」「物差し」「筆」「赤飯」「本」「お金」、女の子なので「はさみ」が追加。

長女の手に取った物は順に、「はさみ」「筆」「お金」「電卓」「物差し」。満足してしまったようで、ここで終了。それぞれの物は好きになるや得意になるなどの意味が込められているらしいので、器量が良さそうなので良し、食べ物に困らないか心配だが、お金があればなんとかなるだろうと言うことで納得。成人してもこの時の事は持ち出されて、話のネタになるようだ。

思えば死んだ親父は、長男のタンカーユーエーが沖縄に来た最後。長男の2歳の誕生日で沖縄に行く事を夢見て、最後の入院をがんばったんだと言う事も思いだす。親父は女の子が欲しかったとお袋から聞いたことがあった事もあり、この場に親父がいない事はとても切ない。とてもかわいがりたかっただろう事を思い浮かべる。おじいも娘の退院、帰宅と入れ替わりで入院しているので、親父とおじいの分も含めて一層かわいがろうと、改めて誓った誕生会だった。

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